炭水化物⑬~砂糖の原料と種類をまとめてみました~

FOOD
まぁさん
まぁさん

こんにちは。
皆さん、砂糖と言えばどんなイメージがありますか?
サラサラとした白い結晶を思い浮かべませんか?
そんな砂糖はどんな原料から作られるのか、また砂糖の種類をいくつか紹介したいと思います。
砂糖の重量=ほぼ糖質の重量ということもあり、体に悪い、太る、ダイエットの敵としてよく言われていますが、実際には砂糖と言っても色々な種類があり、多くの優れた調理性も持ちます。
調理性については、次の記事で解説をしたいと思います。

ゆずにゃん
ゆずにゃん

どんな食べ物も、摂りすぎたら健康には良くないにゃ。
砂糖だけが悪いわけではないにゃね。
豊かな食生活には、欠かせない砂糖の種類を知ることで、楽しい生活をおくりたいにゃ!(猫は砂糖を食べてはだめですよ)

砂糖の原料

砂糖の原料は、何種類かあります。
1つ目は、サトウキビです。沖縄県を中心に栽培されています。

2つ目は、てん菜とよばれる植物です。こちらはサトウキビとは対照的に北海道を中心に栽培されています。ビートやさとうだいこんとも呼ばれます。

日本では上記の2種類が主流ですが、海外ではヤシや楓を原料に糖を精製している国もあります。

上白糖

では、続いて砂糖の種類を解説したいと思います。
1つ目は上白糖です。家庭で最も一般的に使われている砂糖です。
てん菜やサトウキビから精製した砂糖の結晶に、転化液糖をかけて、しっとりさせています。
結晶が細かく、白砂糖とも呼ばれます。

グラニュー糖

2つ目はグラニュー糖です。
上白糖に比べ、結晶は大きく、サラサラとしています。
コーヒーや紅茶、お菓子や料理など幅広く使われます。

三温糖

3つ目は三温糖です。
原料を砂糖の結晶と液糖に分け、液糖の方を煮詰めて結晶を取り出す工程を繰り返していくと加熱によりカラメル色になります。これを乾燥・冷却させると三温糖ができます。

煮物などによく使われ、強いコクと甘味を出すことができます。

角砂糖

4つ目は角砂糖です。
グラニュー糖を立方体に固めたものです。
1個の重量は3~4gで、角砂糖の重さ=糖質量となるため、例えば清涼飲料水に含まれる糖質を可視化するために使われたり、料理に含まれる糖質の量の目安を示す際に使われたりします。

ちなみに、ご飯1杯は角砂糖14個分程度です。
ただ、これはあくまでも糖質量だけを表していますので、単純に角砂糖を14個食べたらご飯1杯分と同じカロリーや栄養素量になるわけではありませんので、ご注意ください。

氷砂糖

5つ目は氷砂糖です。
見た目のとおり、とても大きな砂糖の結晶です。
溶けるのに時間がかかるため、果実酒を作るのに適しています。
そのままキャンディーとして食べることもできます。

液糖

6つ目は液糖です。
原料から砂糖を精製する工程で、結晶と液糖に分けられます。
液体であるため、ソースやガムシロップといった食品に利用されています。

和三盆

7つ目は和三盆です。
ちょっと高価な和菓子などに使われるイメージですね。
和三盆は製造工程に特徴があります。
サトウキビの絞り汁からアクを取り除き、加熱などの工程を繰り返すことにより非常に小さな結晶の砂糖を作ります。

これにより、独特の風味を持つため、お菓子などに使われます。
多くは徳島県などで生産されています。

黒糖・黒砂糖

最後は黒糖・黒砂糖です。
サトウキビの絞り汁を煮詰めて砂糖にしたものです。
濃厚な甘さと強い風味を持ちます。

沖縄で主に生産され、お土産としても有名です。
上白糖に比べるとミネラルの量が多いですが、摂取量から考えると、そこまでの差はないと考えられます。

まとめ

まぁさん
まぁさん

砂糖の原料は、主にサトウキビとてん菜なんですね。
それぞれが精製方法により、色々な種類の砂糖が作られていて、色や結晶の大きさ、風味を生かして食品加工や料理に使われています。
黒糖は、ミネラルが多くて健康的なイメージがありましたが、確かに日常に摂取する砂糖の量を考えると、そこまで差はないということに納得です。
来年は、氷砂糖を使って梅酒でも漬けようかなぁ・・・

ゆずにゃん
ゆずにゃん

今回の記事で、砂糖には色々な種類があることが分かったにゃ。
次回はいよいよ炭水化物シリーズ最後だにゃ。
さみしいにゃ~
砂糖の調理性を生かした調理法も一緒に紹介する予定にゃ。
お楽しみに!

ぽっちゃりも糖質も菊芋におまかせ

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