脂質①~中性脂肪ってなに?体に必要な脂質とは~

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中性脂肪や血糖値が気になる方に『イージータブレット ターミナリアW』
まぁさん
まぁさん

こんにちは!
今回から、三大栄養素の2つ目、脂質について書きたいと思います。
まず、タイトルにもある通り、中性脂肪という言葉を聞いたことはありますか?健康診断でも、血液検査の項目の1つとして測定することがあると思います。私たちの体には、血液中に存在する脂質、体の組織に存在する脂質といった脂質にもいくつかの種類があります。
ダイエットの回でもお伝えした通り、指でつまむことができるのは、皮下脂肪です。それに対して、内臓の周りに蓄積する脂肪を内臓脂肪といいます。
中性脂肪は、食品中にも含まれていますんので、構造などの詳しいことは本文で述べたいと思います。

ゆずにゃん
ゆずにゃん

最近は、脂質の効果が見直されてきているにゃ!
脂質は胃では分解されないため、腹持ちがよいというメリットがあるにゃ。
ゆずにゃんも、脂質は大好き!美味しさ成分の1つだにゃ。
それでは早速、脂質について勉強するにゃ~

脂質とは?

脂質とは、1g当たり9㎉のエネルギーを発生する、効率の良いエネルギー源です。
炭水化物とタンパク質が1g当たり4㎉のエネルギーを発生するので、三大栄養素の中では1番大きなエネルギーを持ちます。少ない量で多くにエネルギーが必要な人、例えば持久力が必要な水泳の選手などは、この脂質を上手く摂り入れることで、ハードな練習やパフォーマンスを維持しています。炭水化物が1番エネルギーとして変換されやすいのですが、エネルギー量を増やそうとするとどうしても重量が多くなってしまいます。胃の大きさはなかなか変えることは難しいので、食べる量は多くせずにエネルギー量を増やしたい場合は脂質の摂取が有効です。

また、よく油と脂の違いを聞かれますが、これは常温で液体のものを油、固体のものを脂と呼びます。主に植物や魚に含まれるのは油で、動物に含まれるのは脂です。

脂質の種類①中性脂肪

食品に含まれる脂質の大半は、この中性脂肪です。構造としては、グリセリンと脂肪酸からできている物質です。グリセリン3つと脂肪酸1つという形です。食品としては、食用油脂に多く含まれ、大きなエネルギー源となります。

摂取すると、胃までは分解されずにそのまま送られていきます。胃を過ぎた十二指腸で、胆のうから分泌される胆汁により、乳化されます。乳化とは、水と油を混ざりやすくすることです。乳化されることによって、次に膵臓から分泌されるリパーゼによりグリセリンと脂肪酸に分解されます。胃で全く分解されないというわけではありませんが、脂質のほとんどは十二指腸以降でこのように分解され、消化されていくことになります。

脂質の種類②リン脂質

2つ目は、リン脂質です。これは、細胞膜の構成成分として重要な役割をする脂質です。脳の構成成分としても存在しています。体内では、脂質が運搬・貯蔵される際にタンパク質と結びつけるという働きもしています。

食品としては、卵黄や大豆に卵黄レシチンや大豆レシチンとして多く含まれています。

脂質の種類③ステロイド

3つ目はステロイドです。強い作用を持つ薬のイメージがある方もいるかもしれませんが、食品や栄養素的に見るとコレステロールやステロイドホルモン、ビタミンD、胆汁酸といった種類があります。

特に、コレステロールは体内に多く存在すると血管を傷つけ、動脈硬化の原因にもなります。
多く含む食品としては肉類や鶏卵が挙げられますが、体内で合成されるコレステロール値は食品に大きく依存しないことが分かっています。食べすぎないことは大切ですが、そこまでコレステロールを神経質に避けることは必要ありません。

また、健康診断の項目として、HDLコレステロール(善玉)、LDLコレステロール(悪玉)の2種類があります。これは、コレステロールは水に溶けないため、タンパク質と結合して体内に存在しているのですが、その際の密度の違いで2種類に分けられます。HDLコレステロールは、善玉とも呼ばれ、血管にあるコレステロールを肝臓に運ぶ働きをしています。血管にあるコレステロールが減ることで、動脈硬化などのリスクを減らすことができるので、善玉とも呼ばれます。一方、LDLコレステロールとは、密度が低いコレステロールを指します。こちらはHDLコレステロールとは反対に、肝臓から各組織にコレステロールを運ぶ働きをします。そのため、悪玉とも呼ばれます。これらのコレステロール値のバランスが悪いことを、脂質異常症と言い、高血糖や高血圧と重なることでメタボリックシンドロームの診断が下されることになります。

まとめ

まぁさん
まぁさん

脂質には、3種類あることが分かりました。
コレステロールと聞くと、卵は食べすぎないようにしないと、と思いがちですが、実は私たちの体内では、合成を上手くコントロールしているのですね。
脂質はエネルギー源になるだけでなく、体の組織を構成する物質の1つとして、なくてはならない栄養素であることが分かります。
脂質カットやノンオイルって体に良さそうなイメージですが、極端に嫌わなくてもいいということが伝わればいいなと思います。

ゆずにゃん
ゆずにゃん

美味しいものは、脂肪と糖でできている・・・
まさにその通りだにゃ。
健康で楽しい毎日のために、ハイカロリーだから食べない、という選択ではなく体の組織をつくる成分としても適切量を摂取することは大切だなと意識できればいいなぁと思います。
次回は、中性脂肪の構成成分の脂肪酸について解説するにゃ。
脂肪酸といえばIPAとDHA!
ゆずにゃんも大好きな魚だにゃ~
お楽しみに!

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