タンパク質⑩~大豆の力!加工品を紹介します~

FOOD
まぁさん
まぁさん

こんにちは。
タンパク質シリーズもいよいよ最終回になりました。
肉、魚、卵・・・・そして今回は大豆について解説をしたいと思います。納豆については、国立がん研究センターで発表された際にも紹介しています。また、大豆の加工品についての記事も書いていますので、そちらも併せてご覧ください!

ゆずにゃん
ゆずにゃん

納豆はねばねば・・・気になるにゃ。
関西ではあまり馴染みがないということも聞くけれど、
スーパーなどでは色んな種類が売られているにゃね!
高級な納豆はやっぱり美味しいのかにゃ~?

大豆の栄養

日本食品標準成分表より、豆腐と大豆の100g当たりの代表的な栄養素量を下の表に示しました。

豆腐は水分の量が多いため、タンパク質の量がそこまで多く感じませんが、その分エネルギー量が少なく、ダイエット食品としてよく利用されています。特に、絹ごし豆腐はエネルギーが少ないのでエネルギーを減らしたい場合はこちらがおススメです。


大豆は国産の乾燥したものの栄養素を示しました。乾燥した状態は、タンパク質量がとても豊富なことが分かります。また、脂質も多いので大豆油にも加工されることが納得できると思います。

大豆の加工品①豆腐類

豆乳に凝固剤を入れて固めたものを豆腐と言います。
凝固剤は、特ににがり(塩化マグネシウム)が使われます。

種類としては木綿豆腐、絹ごし豆腐、充てん豆腐、焼き豆腐などがあります。
充てん豆腐とは、豆乳に凝固剤を入れた後、加熱をして固めた豆腐です。加熱をしているため、保存性が良くなります。安価な豆腐は、この充てん豆腐であることが多いです。

大豆の加工品②油揚げ類

・厚揚げ・・・厚めに切った豆腐を水切りし、油で揚げたものです。煮物やおでんの具材としてよく使われます。生揚げとも呼ばれます。

・油揚げ・・・薄く切った豆腐を水切りし、二度揚げしたものです。味噌汁の具などとしてよく使われます。

・がんもどき・・・水切りした豆腐に野菜や海藻などを混ぜて揚げたものです。

これらは油で揚げているため、脂質量が多く、傷みやすい食品のため、購入後は早めに使うことをおススメします。油は酸化が進むと健康被害につながることがあるため、商品に記載されている期限にはご注意ください。

大豆の加工品③納豆類、凍り豆腐

・納豆類・・・蒸した大豆に納豆菌をつけて発酵させたものです。菌の発酵により、旨味成分が増したり、ビタミンK(骨の形成作用を持つ)の含有量が増えたりと多くの生理活性を持ち、近年注目されている食品の1つです。薬との食べ合わせがありますので、ワーファリンを服用されている方はご注意ください。

・凍り豆腐・・・生の豆腐を凍結乾燥させたもの。昔は寒さの厳しい軒先に干して作られていましたが、現在はほとんどが工場生産です。

大豆の加工品④その他

・豆乳・・・低脂肪、高タンパクな飲料として注目されています。様々なフレーバーを付けた商品も販売されています。脱臭技術の向上により、以前よりも飲みやすく加工されていて、独特の匂いが苦手な方も飲みやすくなってきている傾向にあります。

・おから・・・豆乳のしぼりかすです。しかし、食物繊維も豊富で低カロリーなため、卯の花として販売され、料理にも利用されています。

・湯葉・・・豆乳を加熱して表面にできた膜です。これもタンパク質が豊富な食品で、お刺身として食べたり乾燥させたものが販売されていたりします。

・きな粉、しょうゆ、みそなど・・・調味料の原料としても利用されますが、しょうゆやみそなどに加工される大豆の多くは、輸入品です。

まとめ

まぁさん
まぁさん

私は豆腐が大好きで、1日に1品は豆腐を使った料理をします。
湯葉が入った豆腐や、なめらかに加工された豆腐など、バリエーションが豊かで、豆腐コーナーを見ているだけでも楽しいです♪
タンパク質を摂りたいけれど、カロリーや脂質が気になる方にもおススメですので、お気に入りの豆腐を見つけてみてはいかがでしょうか。

ゆずにゃん
ゆずにゃん

大豆は色々なものに加工できるにゃね!
豆乳は牛乳の代わりに使うと、また違う風味の料理になるにゃ!
タンパク質のシリーズはこれで終わってしまうけれど、もっとお肉について知りたいから、番外編を熱望するにゃ♪

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