こんにちは、みゃぁさんです。
今回は2020年から数年の間、市販の飲料が美味しくなくなる可能性があるという話をしたいと思います。ただし、数年のうちに解決すると考えています。
ペットボトル飲料の劣化が早くなる。
突然ですが、最近のお茶やジュース等のペットボトル飲料のボトルが薄くなっていることにみなさんはお気づきでしょうか?
そういえばBOSSのペットボトル容器がペコペコに薄くなった気がするにゃ。
いつから猫がBOSSなんて飲むようになったんや!?
話はさておき…
実は、世界的にプラスチックゴミが問題視されており、各メーカーはコンプライアンスの観点からボトルを薄くする取り組みを進めています。
マイクロプラスチック…なんて呼ばれるプラスチックが環境への悪影響が強いためだそうです。
ペットボトルを薄くするというのは本質的なプラスチックゴミの問題解決ではありませんが、現状、低減策として各社が取り組んでいます。
でもさぁボトルを薄くするだけでプラスチックゴミが減るならいいんじゃにゃいの?しかも容器のコストも下がるわけだし~…
たしかに薄くなってゴミが減るんだけど、デメリットもあるんだよ~
そのデメリットこそ、劣化なのです。
世の中の物質は何かしらの物質や条件に晒されると、化学変化を起こします。
食品だって例外ではありません。
食品に起こる変化は光や酸素による劣化と微生物による腐敗(または発酵)。
この2つが大きくは分けられます。
今回、問題となるのは光や酸素による劣化です。
ペットボトルはPETと呼ばれるプラスチックでできており、このPETは透明なので光を透過します。また、僅かながらに酸素も透過します。
ボトルの厚さが薄くなるということは…
透過する光や酸素が多くなるということです。
もうお分かりですよね?
24時間コンビニの蛍光灯をガンガンに浴びて、空気に触れまくっているジュース達は劣化速度が従来より早くなっているのです。
劣化すると、どうなるのか?
そうは言ってもさぁ~…
ちょっと美味しさが失われるだけで飲めるんでしょ~?
確かに風味という観点だけで言えば品質が低下するだけと言えばそれまで。
別に腐ったり、爆発したりはしないよ。
爆発てwwww
そうなんです。劣化するからと言って別に食べれなくなるわけではないんです。
発がん性物質が出るわけでもないですし、商品としてはそのまま摂取することが可能です。
ただし、劣化の度合いは商品の種類によって異なります。
コカ・コーラはめちゃくちゃ劣化するけど、ペプシ・コーラは大丈夫ってことかにゃ!?
お前、コーラも飲む猫やったんか…
色々と要因はあるのですが、ガチ理系解説が必要なので割愛します。
以下の飲料は比較的劣化が激しい傾向にあります。
- 乳酸菌飲料系
- コーヒー・紅茶系
- 乳飲料系
この3つは完全に劣化が進んだ状態で口にすると、すごーい味がして飲めたもんじゃないというのが個人的な感想です。
特に乳製品を含む飲料は味だけでなく、分離なんかも起こす可能性もあります。
とは言え、数年後には解決していると思う。
そんな短い期間できるにゃ?
近い将来には解決していると思うよ。理由を解説していくね。
世の中には酸化防止剤と呼ばれる食品添加物が存在します。
商品の種類にも寄りますが、食品添加物を活用する方法を見出せれば解決するはずです。
そして既に色々な処方が検討されているはずなので比較的短い時間での解決が望めるということです。
また、容器側の改良も進んでいくはずです。
日焼け止めのUVカットみたいなイメージで光の透過率を下げた容器や酸素の透過率を下げた容器が今後、開発されるのではないかと予想します。
最近では、生分解性プラスチックと呼ばれるゴミになりにくいプラスチック素材も開発されているようです。
まとめ
- ペットボトルが薄くなったことで飲み物の劣化が早くなる
- 劣化して起こす現象は味の変化と分離
- 乳酸菌飲料、コーヒー、紅茶、乳飲料は特に劣化が早い
- とは言え、数年後には解決していると思う
最後まで読んで頂いてありがとうございました。是非参考になさってください。
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