こんにちは、みゃぁさんです。
最近マクドナルドで17時以降に販売されるようになったごはんバーガーを3種類購入して食べてみました。
今回は、そのレビュー記事…でもあるのですが、その前段として商品設計上、絶対美味しくなるわけがないという話をしたいと思います。
ライスバーガーという意味ではモスバーガーがすでに発売している中、食べてはみたんだけど…
もしかして…美味しくなかった!?
発売されたのは3種類で全て夜マック限定
チキン好きのわたし的にはごはんチキンフィレオが美味しそうだにゃ~♪
キミはすぐにごはんを盗むからダメ!
ハンバーガーと言えば具やソースをバンズでサンドしたものを指しますが、今回発売された「ごはんバーガー」は上下のバンズがライス(=米)を使用しています。
原料の米は、国産米とのことでほぼ間違いなくジャポニカ米でしょう。
粘りのあるジャポニカ米使用なので、バンズの形を保つために結着剤等は使用していないと推測します。
ただし現物を確認したところ、ゼロとも言い切れないような硬さではありました。
まぁそんなにえげつない食品添加物は使用していないでしょうからそこまで心配はしなくてもよいですが、ファストフードであることには変わりありませんのでカロリー等の注意は必要です。
モスバーガーとの商品設計上の違いについて
加工食品の商品開発している立場で、ライスバーガーの商品設計について物申したいと思います。
ライスバーガーと言えば、思い浮かぶのはモスバーガーかと思います。
マクドナルドがライスバーガーを発売する遥か昔から展開しているので皆さんもなじみ深いのではないでしょうか。
モスバーガーで販売されているライスバーがーのラインナップを見てみると…
このラインナップとモスバーガー全体のランナップを見て改めて思うのは、材料のモジュール化です。
では、ごはんチキンフィレオを例に考えていきましょう。
サンドしてあるフライドチキンは通常のチキンフィレオの材料としても転用できます。
つまり、フライドチキンがモジュール化された原料であると捉えることができます。
少なくとも2つの商品に転用できるので生産効率という意味では上がります。
(工場的な意味でも店舗的な意味でも)
一方で商品設計された時系列で考えていきましょう。
バンズのチキンフィレオが最初に開発されます。
この開発段階では、バンズ(パン)にサンドするように設計されたはずです。
今回、マクドナルドはチキンフィレオ(バンズ)の設計をライスバーガーに転用しました。
ごはんチキンフィレオになっても材料自体は同じ思想、設計なのでバンズに合わせる用の材料をライスに合わせることになります。
もちろん、ライスに合わせるにあたってフライドチキンの味付けを多少変更することは可能です。
ただし、材料変更するとごはんチキンフィレオ専用原料になってしまうのでチキンフィレオ(バンズ)にはその原料が使えなくなってしまいます。
(=生産効率のメリットが消える)
という考え方から…
バンズに合わせる設計のモジュール化された材料をそのままライスに合わせてしまっているので、美味しいわけがありません。
ごはんてりやき、ごはんベーコンレタスも同様です。
次にモスバーガーの商品の設計と比べてみるよ。
一方でモスバーガーでは、ライスバーガーの材料がどうなっているかと言うと…
海老天、かき揚げ、焼肉…
ライスバーガーに使用している材料はバンズのハンバーガーにも転用されているのでしょうか?
答えは…No!です。
どの材料もライスバーガー専用の材料としています。
海老天もごはんに合わせる前提で設計されています。
決してバンズに合わせようとはしていないのが分かります。
もちろんモスバーガーの商品全てがそのように徹底されているとは思いませんが、少なくともその辺りはマクドナルドよりこだわりを持って経営しているのではないかと思います。
(そもそもビジネスモデルやコンセプトも違う両社なので…)
という硬い話もあるのですが…
とりあえず軽い気持ちで「ごはんバーガー」を購入しましたのでレビューをしたいと思います。
(余計、美味しくなくなるわwww)
ごはんてりやきの感想
まず、ごはんてりやきから感想を教えてほしいにゃ!
まぁ…てりやきは正直食べにくいよね(笑)
あと、バンズがごはんになったことで「逆つくね丼」みたいになって新鮮味は感じなかったかな…
とりあえず、食べにくいですww
通常のてりやきマックバーガーって包み紙の二辺が接着してあるので袋状になっている印象なのですが、ごはんてりやきの包み紙は接着されていません。
ただの1枚ものの包み紙なので具の大きさ、ソースのこぼれやすさという点でめちゃくちゃ食べにくかったです。
包材に関してはマジで要改良だと感じました。
あと、いつも思うんだけど…
てりやき系のハンバーガーって綺麗に包みから開けて食べる方法はあるのかな…?
味に関しては、50点って感じです(笑)
何て言うんですかね~…
ポークって分かっていてあえて言うんですが、つくね丼なんです(笑)
ごはんが外側にあるので、個人的に「逆つくね丼」と命名しました。
正直、てりやきソースの味が強すぎて良くも悪くも照り焼き味しかしません。
従ってポークなのかチキンなのかはもはや分かりません!
ミンチを成型したパティという理由もあって、つくねです(笑)
みゃぁさんが味オンチなのかにゃ?
一応、仕事で食品の開発をしているので味オンチではないという自負はあるのですが…
ごはんベーコンレタスの感想
次にごはんベーコンレタスの感想を教えてにゃ。
和要素のごはんと洋風のベーコンレタスがマッチしているので斬新さはあった。
ソースとも相性良く感じたけど、ごはんにする必要はないかな…(汗)
ベーコンレタスをごはんで包むという発想は斬新さを感じましたし、物の試しに食べてみて良かったなと思いました。
ただし、あえてバンズからライスに変更する必要性は感じませんでしたので、ボク的には通常のベーコンレタスの方が美味しいです。
経験で1回食べてみる程度ですので60点って感じですかね(笑)
まずくはないので興味のある方は挑戦してみてもよいかと思います。
ちなみにですが、ごはんてりやきよりは遥かに食べやすいですww
ごはんチキンフィレオの感想
さ、さ、最後のごはんチキンフィレオ!
早く感想を教えてほしいにゃ!
はいはい(笑)
今回食べた3つの中では1番美味しかったよ。
結論から言うと、3つの中で1番美味しかったです。
ごはんチキンフィレオならリピートしてもいいかなと思いました。
(めちゃくちゃ美味しいとは言いませんが…)
洋風の唐揚げ丼って感じです。
ごはんてりやきほどソースの主張が強くないので、しっかりチキンを感じます。
食べやすい具、ソースの設計なのでストレスなく食べることができました。
ごはんにしても違和感ない味付けですので、80点と評価しました。
この中ではオススメさせて頂きます(笑)
まとめ
最後まで読んで頂いてありがとうございました。是非参考になさってください。
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