こんにちは。
皆さんは、食用として食べられている動物は、何種類くらいあると思いますか?日本では、牛や豚、鶏が中心ですね。肉食を禁じられていた時代、ウサギの耳を羽根に見立てて、鶏肉だからこっそり食べられたため、1羽2羽と数える・・・という説もあるほど、お肉の美味しさは知られています。旨味成分である、アミノ酸やペプチドが豊富で、最近は肉食女子や熟成肉、という言葉も流行っています。また、1人焼肉ができるお店も多く、お肉を食べる機会も以前より増えているのではないでしょうか。今回は、そんなお肉の種類と、日本で日常的に食べられている牛、豚、鶏の3種類の大まかな食肉の部位について解説をしたいと思います。
お肉好き好き~
ゆずにゃんは🍗が好き好き~
お肉にはどんな種類があるのかにゃ?
もも肉やロースはよく聞くけれど、どの部分なんだろにゃ。
ゆずのロースは・・・どこかにゃ!
食肉の種類
日本では、食肉の管理について定めた法律があります。と畜場法と呼ばれる法律で、厚生労働省が管轄です。この法律によると、食肉として定められている獣畜は、以下の5種類です。
- 牛
- 豚
- 馬
- 羊
- 山羊
牛や豚は身近ですね。羊は、ヘルシーなお肉として近年多く見かけます。羊の肉はマトン、子羊はラムと呼ばれます。牛や豚に比べると、独特の匂いを感じます。また、山羊は沖縄ではポピュラーな肉で、山羊汁は有名です。私は食べてことはありませんが、慣れていないとなかなかクセのあるお味だそうです。
馬は、九州などの特定の地域でよく食べられています。さくら肉とも呼ばれる、きれいな肉質です。牛に比べて脂質も少なく、さっぱりとしています。新鮮なものは馬刺しとして食べられます。
では、これ以外に食べられているお肉はどんな種類があるでしょうか。
- 猪
- 鹿
- 鴨
- 熊
- アザラシ
- 鶏
- ダチョウ
- ウズラ
- 七面鳥
- ウサギ
- 蛇
- カエル
- ワニ
猪や鹿はジビエ料理として和歌山県などを中心に食べられています。北海道では、熊カレーが有名です。鴨は鴨鍋といった料理として食べられています。鴨を太らせて、脂肪をたっぷり付けた肝臓をフォアグラとして高級料理店で提供されています。アザラシは貴重なタンパク源としてイヌイットの人々に重宝されています。鶏は、お馴染みですね。日本では身近ではありませんが、ウサギやカエル、ワニと言った動物も国や地域によって一般的に食べられています。
食肉の栄養素
牛・豚・鶏の代表的な部位の栄養素量をまとめました。100g当たりの値です。日本食品標準成分表より抜粋しています。
牛肉は脂質量が多いのが分かります。脂質の量が多いため、エネルギー量も多いです。炭水化物は、ほとんど含まれています。
豚肉は牛肉に比べ、脂質が少なくエネルギー量も少なく、逆にタンパク質量が多いため、ヘルシーなお肉とも言えそうです。
そして更に鶏肉については、タンパク質量が多く脂質が少ないという特徴があります。皮下に脂肪が付いていますが、その部分を合わせたとしても牛肉の半分以下の脂質であることが分かります。
また、比較としてゼラチンの栄養素量も載せています。ゼラチンは、動物の皮や骨から精製されていますので、ほとんどがタンパク質です。タンパク質の凝固の性質によりゼリーなどの料理に利用されます。
食肉の部位(牛肉)
食肉の部位(豚肉)
食肉の部位(鶏肉)
まとめ
食肉の種類は、と畜場法により定められている牛、馬、豚、羊、山羊の5種類のほか、鶏や猪など、様々な地域、国で色々な肉が食べられています。生の肉にはウイルスや寄生虫のリスクがありますので、特に野生の動物を食べる際は、よく加熱をしてください。また、数年前に病原性大腸菌による食中毒が焼肉店で発生しましたが、生肉を触る器具と焼いた肉を触る器具は分けて使ってください。
牛肉は、一番脂質が多いにゃね。
鶏肉は、タンパク質も多くて体づくりにぴったりだにゃ!
ゆずにゃんは🍗食べたいにゃ。
次回のテーマもお肉だにゃ。楽しみ♪
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