こんにちは。
この記事が公開される頃には、もしかしたら新しい命が生まれているかもしれません。。。
もうすぐ臨月に入るまぁさんです。
妊娠初期、主治医の先生によく葉酸を摂るようにと言われていました。私は妊娠悪阻が酷かったため、サプリメントを安定期に入るまで飲み続けていました。幸い、今のところは胎児に問題は見つかっていません。今回のテーマは、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを軽減するとされている葉酸についてです。国からの資料にも葉酸の摂取(1日に240μgの追加)がすすめられているほど、大切な栄養素になります。私のように、悪阻による吐き気が酷い方は、ぜひサプリメントを利用していただければと思います。
まぁさんは、毎日が辛そうだったにゃね・・・
でも、きっとそんな日々を乗り越えたからこそ、
ゆずにゃんにもかわいい弟ができるにゃ・・・しみじみ
リスクを下げることができるのと言われているのであれば、やってみるにこしたことはないにゃ!サプリメントも手軽に手に入る時代、
気になる方はすぐに始めてください!
葉酸とは
葉酸とは、プロテイルモノグルタミン酸、およびその派生物の総称です。
難しい化合物名ですが、ビタミンB群の仲間で、水溶性ビタミンの1つです。
名前の通り、植物の葉に多く含まれる黄色の結晶です。
光や熱に不安定な性質です。
葉酸の働き
食品中では、ポリグルタミン酸型として存在しています。
ポリ、というのは多くの集まりを指します。
調理や体内の消化酵素により、ポリからモノグルタミン酸型として変換され、小腸で吸収されます。
ビタミンB12とともに、赤血球(体の組織に酸素を運び、老廃物を回収する)の生産を助ける働きをします。
また、核酸やタンパク質の合成を促進したり、代謝や細胞の分裂、成熟に関与しています。
摂取基準量
日本人の食事摂取基準によると
18歳以上の男女で240μgです。
(μは100万分の1)
また、妊娠中の女性は胎児の神経管閉鎖障害のリスクを減らすため、240μgの追加摂取が推奨されています。
耐容上限量(健康リスクがないとされる上限量)は男女ともに18~29歳で900μg、30~69歳で1000μgとされています。
欠乏症と過剰症
欠乏症は、巨赤芽球性貧血(悪性貧血)、動脈硬化の原因の1つになるとされている血中ホモシステイン含量の増加、胎児の神経管閉鎖障害や無脳症が挙げられます。
過剰症は通常の食生活においては見られません。
しかし、オレンジジュースやバナナには、ポリグルタミン酸型からモノグルタミン酸型に変換する時に必要な酵素の働きを阻害する化合物が含まれているため、摂取には注意が必要です。
多く含む食品
葉酸を多く含む食品は以下のとおりです。
- 酵母
- 藻類
- 肉類
- 緑茶
- 緑黄色野菜
- 卵黄
- 牛乳
- 豆類
まとめ
特に、妊娠中の女性に必要な栄養素であることが分かってもらえたと思います。最初にお伝えしたように、妊娠初期は悪阻などの体の変化によりなかなか思うような食事が摂れないこともあります。
無理をせず、食べられるものを食べることが良いと思いますし、そういう時にこそサプリメントなどの補助に頼ることも大切です。
また、ビタミンB12の不足と同様に、成長期の子どもがこの葉酸の不足により悪性貧血と呼ばれる症状が見られることがありますので、バランスの良い食事をぜひ心がけてください。
オレンジジュースやバナナも、食べてはいけない食品ではないにゃ。
吸収に必要な形にするために必要な酵素の働きが阻害されることがあるので、オレンジジュースやバナナ以外の食品も食べることや、サプリメントで補うことも考えればよいにゃね。
妊娠中は不安なことも多くなるにゃ。
禁止やダメなことを考えるよりも、できる範囲でいいと思うにゃ!