コラーゲンを食べると肌はもちもちになるのか【科学的考察】【栄養士の視点】

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コラーゲンを食べたら、翌朝お肌がプルプルに!!
なんてこと、聞いたことあありませんか?

本当にコラーゲンを食べたらモチモチ!プルプル!のお肌になるのでしょうか。
今回は、科学的に考えてみたいと思います。

コラーゲンの効果とは

結論としてはコラーゲンの効果は100%ではないですが、肌の構成成分としての働きは持つということです。それでは詳しく解説をしていきます。

コラーゲンとは?

そもそも、コラーゲンとは何でしょうか。

コラーゲンとは、たんぱく質の一種です。
たんぱく質とは、三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)の1つです。
もう少し専門的に言うと、アミノ酸から構成されている物質です。

アミノ酸には非常に多くの種類が存在しますが、人を構成するアミノ酸は20種です。
また、人が体内で合成することができないアミノ酸は9種類あり、それらを”必須アミノ酸”といいます。

たんぱく質というと、お肉をイメージする方も多いと思います。筋トレのお供、プロテインもたんぱく質の一種です。

国内で販売されているコラーゲンは、主に脊椎動物の皮や骨などから作られています。

人の皮膚はコラーゲン?

先ほど、コラーゲンは動物の皮や骨などから作られていると記載しました。

人も、脊椎動物ですので皮膚や骨などはコラーゲンから形成されています。

人の皮膚は大きく分けて3層からできています。

表皮・真皮・皮下組織です。

コラーゲンは、主に真皮の構成成分ですので、人の皮膚はコラーゲンで構成されている、ということは間違いではないと言えます。

摂取したコラーゲンの行方。。。

今回は、経口摂取したコラーゲンの行方について、考えたいと思います。

まず、コラーゲンはたんぱく質のため、口腔内の唾液に含まれる糖質消化酵素(アミラーゼ)では分解されません。そのため、咀嚼され、細かくなったコラーゲンは食道を通り、胃へと運ばれていきます。

胃の中では、たんぱく質消化酵素(ペプシン)により、たんぱく質からより小さな単位、アミノ酸へと分解されます。また、膵液や小腸にもたんぱく質分解酵素が含まれていて、消化が進むについてどんどんとコラーゲンはアミノ酸へと分解されていきます。

アミノ酸に分解されると、小腸から吸収され、体の様々な場所に運ばれ、組織と一部として使われていきます。

つまり、コラーゲンとして摂取したとしても体の消化吸収機能により、アミノ酸に分解されて散り散りになっていく。。。ということです。

まとめ

結局、コラーゲンを食べたらお肌はモチモチ!プルプル!になるのでしょうか。

答えは、100%ではないが、モチモチのお肌を構成するための一つの因子として作用している、といったところです。

コラーゲンから分解されたアミノ酸が絶対に顔の皮膚(真皮)に運ばれて構成に役立つこともあり、翌朝お肌の調子が良い!という意見も否定はできません。

ただし、たんぱく質は体のエネルギー源としても使われることもあるので、コラーゲンの摂取でお肌のプルプルを目指したい方は、まずエネルギー源としての糖質を適切に摂取してから、コラーゲンを含むたんぱく質を摂ることをおすすめします。

最後に。

現在販売されているコラーゲンを含む食品の形態を挙げてみました。
前述したコラーゲンの行方を少し頭に置いて、取り入れる際の参考にしてみてください。

コラーゲンを含む食品リスト
  • ドリンク
  • 錠剤
  • ゼリー
  • ジャム
  • スープ
  • ウエハース

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