無機質①~人体を構成している元素は何種類!?~

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まぁさん
まぁさん

こんにちは。
今回から、無機質をテーマに語りたいと思います。
これまで、炭水化物、脂質、タンパク質の三大栄養素について解説をしてきました。これらは炭素を中心とした有機物です。それに対して無機質とは、炭素や水素、酸素、窒素以外の元素を総称したものを指します。骨や歯はカルシウムからできているのは有名ですね。
自分の体がどんな成分でできているのか、知ることで食事をする意義への考えも深まる気がしますね!

ゆずにゃん
ゆずにゃん

ゆずにゃんは、カナガンとお水からできているにゃ!
カナガンには猫の体に必要な成分が入っているんにゃね~
ミルクも好きだから、無機質の勉強は楽しみにゃ!

無機質とは

水素、酸素、炭素、窒素の4元素以外の総称を無機質と言います。
よく耳ににするカルシウムや鉄、ナトリウムなどで、人体を構成する元素です。
37種類とされていますが、食品から摂取することが必要な主要な元素をこのブログでは扱いたいと思います。

英語ではミネラルと言いますので、無機質でもミネラルでもどちらでも呼び方はOKです。それぞれの無機質の種類と働きについては、次回以降の記事で紹介していきます。

不足しがちな無機質は2種類

現代の日本人の食生活では、カルシウムと鉄の2種類が不足しているとされています。
以前の記事で、現代の食生活の課題について載せていますので、併せてご覧ください。

特に、カルシウムは体に吸収される際、リンとの摂取比率が1:1~1:2が理想とされています。しかし、現代の食生活においては、加工食品の利用増加や炭酸飲料を摂取する機会が増え、リンの過剰摂取が懸念されています。リンを摂り過ぎると、逆にカルシウムの吸収を阻害すると言われていますので、注意が必要です。

カルシウムの不足は成長不良や骨粗鬆症のリスクを上げ、また鉄が不足することで鉄欠乏性貧血になるおそれもあります。

過剰症のおそれのある無機質は10種類

厚生労働省による日本人の食事摂取基準2020年版には、耐容上限量が記載されている無機質が10種類あります。

耐容上限量とは、過剰摂取による健康被害のリスクがあるとされている栄養素に設定されている摂取基準です。脂溶性ビタミンなども過剰症のリスクが報告されているので、設定されています。

10種類とは、カリウム、カルシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、モリブデンです。日常の食事からは耐容上限量を超えることはほとんどないとされています。サプリメントを常用されている方は、ご注意ください。

まとめ

まぁさん
まぁさん

人体を構成する無機質は、37種類あるんですね。
なんだか生命の神秘を感じますね!
妊娠中のため、カルシウムは積極的に摂っていますが、鉄はなかなか摂れていないなぁと振り返りながらこの記事を書きました。
全ての食事をバランスよく、摂取量を管理することは不可能ですが、こういう意識から変えていくことは健康へつながると考えています。次回のカルシウムについての記事も、ぜひご覧くださいね。

ゆずにゃん
ゆずにゃん

やっぱり、食べすぎてしまうことで健康への影響があることが分かるにゃね。ゆずにゃんは、管理してもらえているからよかったにゃ!
盗み食いはほどほどにするにゃ!(コラコラ)

コメント

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