平成30年の婚姻件数は厚生労働省の人口動態統計によると59万0000組とのことです。
そして、出生数は91万8397人で調査開始以来の最低数となりました。
これは、現代の日本社会で、”妊活”に取り組んだある夫婦の記録です。
これから結婚を考えている人、子どもが欲しいと考えている人、実際の妊活事情を知りたい人は
是非ご一読ください。
ステータス
”妊活”を始めた当初の状況は以下のとおりです。
きっかけ
”妊活”を始めたきっかけは、結婚して3年経ち、精神面と金銭面で安定した生活を送ることができるようになってきたからです。仕事にも慣れてきて、次のライフステージを選択したいという気持ちも膨らみました。
また、結婚後3年も経つと同じ時期に結婚をした友人や同僚が子どもを授かったという話を聞く機会が増えました。周りの人たちのライフステージの変化が、私たちも新しい家族の形にしていこうという意識へとつながっていきました。
1つ目の病院への通院スタート
”今年中に結果が出なければ、病院へ行ってみよう”と決めた翌年の1月、いよいよ通院デビューしました。ネットの情報では、ほとんどの夫婦は1年以内に子どもを授かる、とあったからです。この時点で、自己流タイミング法を始めて2年が経っていました。
気になる症状もなく、何か異常があればすぐに治してもらおう、と軽い気持ちで近所のレディースクリニックへ行きました。診療科目は婦人科・不妊治療となっていて信頼できると思ったからです。
初診では、”まだ若いから”ということで、医師の指導によるタイミング法からスタートでした。
タイミング法
タイミング法とは、排卵を予測して夫婦でタイミングをとる、という方法です。いわゆる”自然妊娠”です。多くの方がこの方法で妊娠をされていると思いますが、私たち夫婦は2年以上かけても結果は出ませんでした。
病院では、排卵が予測される時期に通院し、内診をして排卵日の予想をします。
ここの病院ではカーテンがあったため、内診への抵抗は思ったよりもありませんでしたが、
回数を重ねるごとに慣れてしまう自分は少し嫌でした。
1回目のタイミング法が失敗に終わると、私の場合は排卵までの期間が長すぎるとのことで、
クロミッドという卵胞の成長を促進させる薬を服用することになりました。
また、排卵後の着床を促進するために黄体ホルモンを補充する薬も服用し、少しずつ”妊活”から
”不妊治療”へと進んでいくことになりました。
クロミッドを飲み始めて半年、副作用により妊娠率が下がることがあるとのことで、
セキソビットという薬に変更になりました。
薬の種類や量が変わったり、飲み始める期間が変わる度に期待が膨らみましたが、結局1年経っても結果には結び付きませんでした。。。
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