【3分で紹介】スマホ中毒症「21世紀のアヘン」から身を守る21の方法

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半導体、物理学の専門家が考えるスマホ中毒症とは?

まず、あなたは「スマホ中毒症」にかかっていませんか?というチェックリストが載っています。自分がいくつ当てはまるか、ドキドキしながらチェックをしていくと、”ああ、私も現代人だな”とチェック項目を読むたびに実感がわきました。特に、1つ目の項目で”スマホと自宅以外の電話番号は覚えていない”ということに、確かにな、と納得しました。覚える必要がない、ということ自体さえも気が付いていなかったと思います。物理学の先生が書いた本なんて、難しいだろうなと勝手にイメージをしていましたが、こうやってチェック項目を設けていることで、読むことに抵抗が少なくなるなと感じました。

エレクトロザウルスとは?

作者が作った造語です。本の序盤から中盤にかけて、頻繁に使われています。ITの発達がもたらすメリットを書きつつも、ほんとうの幸せをこのIT社会はもたらしてくれるのか、という視点からIT医療やロボットなどの最先端技術が現代人に与える影響について考察されています。確かに、辞書を使ってわざわざ言葉を調べる人は見かけませんし、外食においてもお店までの地図やメニューの情報が一瞬で手に入る時代であり、今更手放すことができない便利さに対し、私たちはどうやって立ち向かっていけばよいのか、考えながら読むことができました。

「スマホ中毒症」から身を守る21の方法

最後に、どうしたら「スマホ中毒症」から身を守ることができるのか、具体的な方法が21書かれています。作者は、ブータン王国の人々やケニアのマサイ族の人々、寅さん(残念ながら、私たちの世代ではご存じの方が少ないと思いますが・・・かくいう私もこの本を読むまでは、名前くらいしか聞いたことがありませんでした。)の生活や生き方を参考に、”人間力”を取り戻そうではないか、と伝えています。これから5G通信も始まり、どんどんと技術の進歩が進む中、流されるままに生きずに、自分の頭で考えなさいというメッセージを発信していると思います。スマホを手放すのではなく、上手く付き合う方法を見出すきっかけにしたいと思える一冊でした。

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