こんにちは。
スーパーでは、納豆が品薄でした。免疫力を高める食品は色々ありますが、
個人差もありますので、実際に試してみるとよいですね。
私の発酵食品のお気に入りは、納豆、キムチ、ヨーグルトです。
皆さんのお気に入りはなんですか?
今回は、水に溶けない不溶性の食物繊維について紹介します!
タイトルにもあるように、チョコレートに含まれる食物繊維の名前も出てきますので、お腹の調子が気になる方、美味しく健康を支える食品を探している方にぴったりです。ぜひご覧ください。
にゃーん!
野菜はあんまり好きじゃない・・・
でも、お腹の調子って猫にとっても大切。
しっかり読んで、勉強するにゃん!
セルロースで腸を刺激しよう
1つ目はセルロースです。
主に野菜多く含まれています。
草食動物である牛や羊、山羊などの動物はこのセルロースを分解する酵素を持っていますので、消化してエネルギーとすることができますが、ヒトは消化酵素を持たないでの、ほとんど分解・消化されずエネルギー源とはなりません。
また、不溶性であるため体内で溶けることもなく腸に届き、特に大腸を刺激して便通を促す効果が期待できます。
セルロースを積極的に摂りたい場合は、精製度の低い植物性食品を摂取することがおススメです。
野菜や穀物を加工すればするほど、このセルロースは分解されやすく残りにくくなります。精白米や小麦粉など精製度が高い食品は、ほぼこの不溶性食物繊維は残っていません。
全粒粉を使った食品や生野菜をそのまま摂取するといった食べ方がよいと思います。
野菜ジュースは野菜本来の栄養素が摂れない、ということを聞いたことがある方もいるかもしれませんが、その理由の1つは、この不溶性食物繊維は加工することで含有量が減ってしまうからです。旬の野菜や果物をそのまま美味しくいただくことは、腸の働きにも良い影響を与えてくれる可能性が高いということです。
リグニン~チョコレートやココアにも食物繊維!?~
2つ目は、リグニンです。
これは、食物繊維というよりもポリフェノールの一種として分類されます。
植物の細胞壁に含まれていて、特にカカオマスに多く含まれています。
カカオマスと言えば、チョコレートやココアですね。
高ポリフェノール、と謳う商品に含まれるポリフェノールは、このリグニンも含まれます。
カカオマスは高価な原料であるため、添加物としてなかなか使うことが難しいので、チョコレートやココアから摂取するのが良いと思います。
また、ポリフェノールは以前の記事でも紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。
キチン~軟骨成分になるかも~
3つ目はキチンです。
エビやカニのあの赤い甲羅に含まれる成分です。
これは食用として利用されることはほぼなく(甲羅は食べませんよね)、酸加工処理をしてグルコサミンとしてサプリメントなどに利用されます。
軟骨成分の1つとして膝の痛みに効果があると言われていますが、胃や小腸などの消化器官を通ることで、必ず膝の軟骨を作るもとになるとは限りません。気になる方が補助的な栄養素として摂取するには良いかもしれませんが、やはり一番適切なのはバランスのよい食事ではないでしょうか。
また、素人判断ではなく、専門家などのアドバイスを受けた上で摂取するのが賢明だと思います。
ペントザン~梨のじゃりじゃり感の秘密~
4つ目はペントザンと呼ばれる成分です。
植物の細胞の一種、石細胞に含まれています。
石細胞とは、名前のとおり、繊維質な組織が重なり合ってできているかたい細胞です。
代表的な食品としては、梨が挙げられます。梨のあの独特のシャリシャリ感は、この石細胞です。
様々な繊維成分が重なっているため、到底ヒトの消化器官ではほとんど分解・吸収することができません。多くが大腸までそのまま届き、刺激して便通を整えてくれる作用が期待できます。
秋は、食欲の秋ということで旬を迎える食物がたくさん出回りますが、1つの選択肢として、梨を選んでみるのはいかがでしょうか。加工するよりも、皮を剥いてそのままシャリシャリ感を味わってくださいね。
まとめ
不溶性食物繊維は、野菜をそのまま食べることでしか摂取できないんだね。
野菜は体にいい、というのはこれも理由の1つかもしれませんね。
旬の美味しい野菜を、そのままサラダで食べるのも良さそう。
今の時期なら春キャベツかな。
チョコレートも、たまにおやつで食べてもいいかも♪
食物繊維って色々な種類があるんだにゃ!
お腹の調子が良いと、お肌の調子もよいにゃ。
こうやって少しずつ知識を増やすことで、もっと充実した食生活、そして人生をつくりたいにゃ。
次はどんな内容か、楽しみにゃー♪
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