こんにちは。
いよいよ栄養士が語るシリーズも五大栄養素の5つ目に突入してしまいました。連休は外出もできず、色々な工夫をして過ごされた方ばかりだと思います。
私は出産を控え、ドキドキしながらこれからどんな生活をしていこうか考えていました!こんな世の中だからこそ、強くたくましく生きる力を育んでいきたいと思います。
それでは、今回はビタミンについてざっくりと大まかな解説をして次回以降、それぞれのビタミンについて細かい解説をしていきたいと思います。よろしくお願いします。
まぁさんに会えなくて寂しいにゃ・・・
でも、毎日コツコツと勉強を続けることで
これからの人生の糧になるにゃ!
今回からビタミンについて学ぶにゃ。
ビタミンはA、B、C・・・って続くけれど、Fがないにゃ!
新発見だにゃ!(後程解説をしますので、下記をご覧くださいね)
ビタミンとは
ビタミンとは、エネルギー源とはなりませんが、体の機能を調節する働きを持つ微量栄養素です。サプリメントとして摂取されている方も多いのではないでしょうか。
以前より、薬の用に様々な効果があるとして注目されていて、忙しくて食事までなかなか手が回らない人にとって、手助けになっているかもしれませんね。
そんなビタミンですが、多くの種類が体内で合成することができません。以前、炭水化物の記事で腸内の細菌の中にはビタミン類を合成することができる種類がいると記述しましたが、それはほんの一部です。食事から摂取したビタミンにより、私たちの体の機能は適正に保たれているのが現状です。
ヒトにとって、ビタミンは13種類とされています。特に、ビタミンCは美容にも効果があるということをご存じの方も多いと思います。これらのうち、性質により水溶性と脂溶性の2種類に分類されます。詳しくは、後の項目で解説します。
ビタミンの歴史
ビタミンの発見の歴史は、アメリカの学者が牛乳に含まれるネズミを成長させる水溶性と脂溶性の栄養素を発見したことが始まりと言われています。
日本では、アジアを中心に江戸時代以降、脚気という病気が流行りました。この脚気という病気の原因は、ビタミンB1の不足です。当時は白米を多く食べていたため、米に含まれる糖質をエネルギーに変換する際に必要なビタミンB1が不足しやすかったと考えられます。のちに、米ぬかに含まれるビタミンB1が脚気を予防するということが発見され、現代ではほとんどこの病気は見られなくなりました。
ビタミンの種類
先述のように、ビタミンは13種類あります。
発見された順番にA、B、C・・・と命名されたのですが、
のちに科学の発展や研究が進み、重複していたり効能が確認できなかったりということがあり、欠番が発生しました。
欠乏症と過剰症
水溶性ビタミンは、過剰に摂取したとしても、排泄されやすいため、過剰症による症状はほとんどありません。水に溶けやすく、熱や光に弱い性質のため、欠乏症のリスクの方が大きいとされています。
脂溶性ビタミンは、体内の脂肪に蓄積されます。水溶性のように過剰に摂取した分がすぐに排泄されることがないため、摂り過ぎによる過剰症のリスクがあります。特に、サプリメントを常用している方は耐容量に注意が必要です。
まとめ
現代はサプリメントでも手軽に摂取することができるビタミンですが、それらは体の中でどんな働きをしているのかを知り、適切な摂取を心がけたいですね。脂肪の調理性の記事でも解説をしましたが、調理の方法によってもビタミンの吸収率が変わります。ノンオイルドレッシングは、エネルギー量を減らすという面ではメリットですが、ビタミンAの吸収率を上げるという面ではデメリットになります。
自分がどんな目的を持って食材や調理法を選び、大切な体を作っていくのか・・・健康で素敵な生活を送るためにもう一度振り返ってもらうきっかけになればと思います。
次回からは、ビタミンの種類を1つずつ解説するにゃん。
化合物名も一緒に紹介していくにゃ!
知識を増やして充実した毎日にするにゃ♪
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