こんにちは。
端午の節句ですね。
今年はなかなか外出ができず、家でお祝いをしている方も多いのではないでしょうか。
今回は昆布にたっぷり含まれている、ヨウ素について解説をしたいと思います。旨味も豊富な海藻類、手間や時間もそこまでかからないので、ぜひ出汁をとって料理にチャレンジしたいですね!
いい匂いにゃ~
日本の味と言えば出汁だにゃ!
カツオ出汁もいい匂いにゃ~
煮干し出汁も~
シジミも~
出汁をテーマにした勉強もしたいにゃ!
(今回はヨウ素の働きです!)
ヨウ素(I)とは
ヨウ素は、小学校や中学校の理科の実験でもよく使われる、元素の1つです。
デンプンと反応して紫色になることで有名です。
体を構成する元素の中でも、量が少ないため、微量元素とも呼ばれます。
成人の体内に10mgほどしかありません。
ヨウ素の働き
体内に存在する量は少ないですが、多くの働きをしています。
ヨウ素は甲状腺ホルモンの主成分であり、代謝に関わっています。
基礎代謝の促進やタンパク質の合成の促進、脂質の代謝にも関与しています。
また、成長ホルモンの働きにも関わっています。
ヨウ素の摂取基準量
ヨウ素の摂取基準は、男女ともに130μgが推奨量と設定されています。
μgは、100万分の1gですので、必要な量は微量であることが分かります。
また、耐容上限量(健康リスクがないと思われる上限量)は男女ともに3000μgです。
欠乏症と過剰症
現代の日本人の食生活においては、欠乏症は起こりにくいと考えられます。
海藻類に多く含まれているため、私たちの日常食には出汁がよく使われることから意識をしていなくても必要量は満たしていると思われます。
過剰症については、甲状腺ホルモンの主成分であるため、甲状腺の機能の低下が起こると考えられます。
ヨウ素を多く含む食品
- 藻類
- 魚介類
主に海産物に多く含まれます。
日本ではワカメや昆布、ひじきといった海藻をよく食べることから摂り過ぎないように注意することが必要になる場合もあります。
まとめ
無機質については、今回の記事でいったん終わりたいと思います。
カルシウムや鉄は、吸収率が悪いため、積極的に摂りたい栄養素である一方、リンやナトリウムは加工食品を食べる機会が増えたことにより逆に摂り過ぎに注意な栄養であることが分かります。
日本人の摂取基準より、それぞれの栄養素をどのくらい摂ればいいのかの目安は記載しましたが、では実際にどのくらいの量をどんな食品から摂ればいいのか、具体的には載せていません。五大栄養素のそれぞれの解説が終わり次第、献立のポイントや具体的な調理法、年齢や性別、運動量による必要エネルギー量や栄養素量に配慮したメニューをお伝えしたいと思います!
次回からは五大栄養素の5つ目、ビタミンについて解説をしていきます。これからも皆さんの健康で素敵な食生活の参考になる記事を公開していきます!いつもご覧いただいているみなさん、ありがとうございます。今後もよろしくお願いします。
ゆずにゃんの最後のつぶやきまで読んでいただいている方、いつもありがとうございますにゃ!
近いうちに、ゆずにゃんにも子分ができる予定だにゃ!
せっかくなので、まぁさんには栄養士としての知識を生かした子育て情報の発信にも期待だにゃ♪次回もお楽しみに♪
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