紅茶花伝が新発売されたので新旧比較・考察してみた。

FOOD

こんにちは、みゃぁさんです。
最近、コカ・コーラの紅茶花伝がリニューアルされて新発売されました。
CMでも大々的に宣伝していますので、今回は新旧で比較してみました。

パッケージ

デザインは旧商品を踏襲した雰囲気で同じ青色?を使っているようです。
新商品の方が白が多めのデザインかなとも思います。
あと、王冠のデザインは少し変わっていますね。
ペットボトルの形状は変更になっています。くびれたボトルから円錐状に変わっています。個人的には新商品の方が持ちやすかったです。

内容量

旧商品:470mL
新商品:440mL

新商品の方が内容量がわずかながら少なくなっています。

栄養成分表示(100mL当たり)

旧商品
エネルギー:36 kcal
たんぱく質:0.6 g
脂質:0.8 g
炭水化物:6.6 g
食塩相当量:0.1g

新商品
エネルギー:38 kcal
たんぱく質:0.7 g
脂質:0.9 g
炭水化物:6.8 g
食塩相当量:0.1 g

少しだけカロリーアップしてますねぇ~
ダイエット中の方にはオススメできません…と言いたいところですが、内容量が少なくなっているので商品1本あたりとしては新商品の方がカロリーダウンです(笑)
重量単価だったら逆にカロリーアップですけど…

原材料表示

旧商品
牛乳、砂糖、紅茶、塩化Na/香料、乳化剤、クエン酸Na、ビタミンC

新商品
牛乳、砂糖、紅茶、食塩/香料、乳化剤、クエン酸Na、ビタミンC、カゼインNa、安定剤(カラギナン)

カゼインKと安定剤が追加されていて、色々とツッコミを入れたい配合変更をされています(笑)
特に健康に悪い素材は入っていないので消費者目線としては全く気にしなくていいでしょう。

味の違い

同じ日に購入した物で比較してみました。
(製造日は違うはずです)

CMでバリバリの牛乳推ししてますが、そんなにミルク感は変わらないかな~と思いました。
むしろ新商品の方が後味が少し酸っぱくなったような気がしました。カゼインNaの影響かなと思います。
どちらかと言えば、旧商品を牛乳で割って飲みたいと思いました(笑)

考察

新・紅茶花伝について個人的に考察してみたいと思います。
まず、全面的に推している牛乳ですが、脂質が上がっているので乳脂肪分の高い牛乳に変更したように思います。
(乳脂肪が高いからと言っておいしいとは限りませんが、傾向的にはおいしくなります)

脂肪分の高いものを配合する=脂肪分を増やす
なので、分離しないように乳化と呼ばれる状態を保たなければなりません。
通常は乳化剤を増やしたりするのですが、私が注目したのは添加物表示順です。
「香料、乳化剤…」であり、香料は添加物の中でも効果の強い素材なので微量添加が業界の常識です。
(まぁ飲料なので食品の中では多い方だとは思いますが…)

表示順序は添加重量の多い順であるため、ごく微量しか入れない香料よりも少ない量しか乳化剤を配合していないということが言えます。
目の肥えた消費者目線としては、「乳化剤、香料…」になる方がイメージは悪いので、ほとんど添加量は増やせない製品設計になっているはずです。

乳化しなければいけない脂肪分が増えているのに乳化剤が増やせないという状況の中、残すはタンパク質です。
タンパク質には乳化機能があり、今回のカゼインNaの添加は乳化安定目的だと思います。
ちなみにカゼインNaはめちゃくちゃまずいですが、カゼインKはそんなことはありませんし、添加物表示にはなりません。
ただし、カゼインKは外国産になるので使うとコンセプトにちょっと反してしまいます。
(国産の牛乳と謳いながら外国産の乳タンパクを使うという意味で)

新しく追加されたものでもう1つが安定剤(カラギナン)です。
タンパク質だけだと乳化安定にならないので、保険として添加しているのかなと思います。

いずれにしても有害なものは使ってないので、これまでと同じように楽しめる商品だと思います。
ただし、CMでアピールするくらいおいしくなったかと言われればどうかな?
って言われるとそこまでかなと感じました。

umehanayuukiによるPixabayからの画像

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