炭水化物②~単糖が結合したら二糖類になります~

FOOD

こんにちは。
砂糖の原材料は何か、ご存じですか?
サトウキビやテンサイという植物から作られています。
そんな砂糖はどんな成分から構成されているのでしょう。

今回は砂糖の成分や牛乳に含まれる二糖類について解説をしたいと思います。
また、牛乳を飲むと体調が悪くなる人の体内で何が起こっているのかも
説明したいと思います。

麦芽糖(マルトース)

2つの単糖が脱水縮合、グリコシド結合をしたものを二糖類と呼びます。
代表的な二糖類を3種類紹介したいと思います。

まず、1つ目は麦芽糖です。マルトースとも呼びます。
麦芽とは、大麦を発芽させたものです。ビールやウイスキーといったお酒の原料になったり、水あめとして様々な食品に使わたりしています。

単糖のブドウ糖が2つ結合した構造で、デンプンを多く含む食品を唾液中に含まれるアミラーゼという消化酵素によって分解することでできるものです。
よく、ご飯をよく噛むと甘味を感じるといいますがその理由としては
ご飯に含まれるデンプンがアミラーゼにより麦芽糖へ分解され、甘味を感じるからということです。水あめとして使われていることを考えると、甘味を感じるというのはあながち間違いではないと言えます。

また、この麦芽糖はこのままでは体に吸収されないため、小腸の絨毛膜に存在する消化酵素マルターゼによってブドウ糖にまで分解されてから吸収されます。

ショ糖(スクロース)

2つ目はショ糖です。スクロースとも呼ばれます。
私たちに身近な砂糖のことです。
ブドウ糖と果糖が結合してできています。
このショ糖もこのままでは体内に吸収されないため、小腸の絨毛膜に存在するスクラーゼと呼ばれる消化酵素によってブドウ糖と果糖に分解され、吸収されます。

また、ショ糖は料理に甘味を足したいときに加えることも多いですが
食品の水分量を減らす(浸透圧により脱水する)働きもあるので
保存の効くジャムに使われることもあります。

このショ糖を酵素で処理することで異性化糖または転化糖と呼ばれる物質を作ることができます。
甘味も増え、砂糖を使うよりも安価なためゼリーや清涼飲料水といった食品に多く使われています。果糖ブドウ糖液糖、といった表記はこのような異性化糖が使われているということになります。

乳糖(ラクトース)

3つ目は乳糖です。ラクトースとも言います。
名前のとおり、牛乳に含まれている二糖類です。
ブドウ糖とガラクトースが結合してできていますので、小腸の絨毛膜に存在するラクターゼによって分解されるとこの2種類の単糖に分かれて吸収されていきます。

乳糖不耐症という症状を聞いたことはありませんか?
昔は給食の牛乳を飲めたのに、大人になってから牛乳を飲むと調子が悪くなる、という人も少なくないと思います。これは、先ほどの消化酵素、ラクターゼが少ない、あるいは作用しにくいため乳糖が分解できずに調子を崩してしまうという症状です。

食品加工の技術が向上し、現在はこの乳糖を除去した商品も販売されていますので、興味のある方は試してみてください。また、アーモンドミルクや豆乳など牛乳の代替食品もあります。牛乳とは違う栄養素が豊富であるので別の記事で紹介したいと思います。

まとめ

二糖類とは、単糖が2つ結合したものです。
今回は麦芽糖、ショ糖、乳糖の3種類を紹介しました。
それぞれ体内では消化酵素によって分解されて単糖に分かれ、吸収されていきます。
麦芽糖は大麦、ショ糖はサトウキビ、乳糖は牛乳に多く含まれています。
人間は単糖でしか吸収してエネルギーにすることができません。
小腸に存在する消化酵素が大切であり、腸の調子を整えることは
健康にもつながりますので暴飲暴食は避け、適切な食事を摂れるように心掛けましょう。

腸内フローラのバランスが気になるなら
[デイリーバランス]〈Feyell〉

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