こんにちは。
例年よりも長い梅雨が明けようとしています。暑い夏が来ますね。
熱中症対策は大丈夫でしょうか?
今年は新型コロナウイルスの流行により、あまり外出される方はいないかもしれませんが、室内での熱中症の危険性も十分考えられますので、みなさまお気を付けくださいね。
私事ですが、先日子どもが予防接種デビューをしました。副作用なども見られず、元気で何よりです。
今後、ウイルスと共存していかなければならない社会になっていくと思いますが、上手く付き合っていく方法を見つけられれば良いなと願っています。
さて、本日はビタミンHとも呼ばれるビオチンについて解説をしたいと思います。五大栄養素シリーズも最後となりました。ビタミンがなぜ大切なのか、今までの記事をご覧いただいている方に少しでもお伝えできたでしょうか。内容やレイアウトなど、気になるところがありましたらぜひご意見ください!
最近の暑さで、ぐったりのゆずにゃんにゃ。
ビタミンBと炭水化物で夏バテを防ぐにゃ!
え!!猫はだめにゃん・・・?
カナガンを食べて乗り切るにゃー!!
ビオチンとは
ビオチンという名前は聞いたことはありますか?
ビオチンはビタミンB群の一種で、水溶性ビタミンに分類されます。
性質としては、水やアルコールに溶けやすく、熱や光、酸には安定となります。
一方で、アルカリには不安定な物質です。
ビタミンHとも呼ばれることがありますが、ビオチンの方が一般的です。
ビオチンの働き
ビオチンは、ほとんどがタンパク質と結合した状態で存在します。
主な働きは糖、脂肪酸、アミノ酸の代謝に必要な補酵素になることです。
補酵素がなければこれらの物質は代謝を行うことができず、ヒトの体に必要な形の栄養素として使うことができません。
ヒトの体内は多くの化学反応により維持されていますが、補酵素はこの化学反応の大切なピースであると言えます。
また、皮膚や粘膜、爪や髪の健康の維持にも関わっている栄養素です。
食事摂取基準量
1日の目安量は、18歳以上の男女で50μgです。
耐容上限量は設定されていません。
欠乏症と過剰症
欠乏症は乳酸アシドーシス、免疫不全症、糖尿病のリスクの上昇が挙げられます。また、皮膚炎や食欲不振になることもあります。
過剰症は現在、報告されていません。
多く含む食品
- きのこ類
- 種実類
- 肉類
- 卵類
- 魚介類
多くの種類の食品に含まれているため、不足することはほとんどありません。
まとめ
ビオチンは腸内細菌によっても生成されるので、ほとんどの場合不足することはありません。バランスの良い食事を摂っている方は、不足の心配はないと考えられます。
今回でビタミンの解説は終わりです。
いかがでしたでしょうか?
ライフスタイルによっては、ビタミンのサプリメントを服用されている方もおられると思います。
ぜひ、どのビタミンが一体どんな働きをしてくれているのかを知ることでより豊かな生活を送ってくださいね。
今後は妊娠や出産に関する記事も挙げていきたいと思います。
もちろん、食に関する記事も順次挙げていきますので、よろしくお願いします!
ビタミンの解説は終わりにゃー
ちょっと寂しいにゃね。
でも、新しいテーマの記事もどんどん挙げていく予定なので、ぜひご覧くださいにゃ♪