こんにちは。
4月になりました。
進級や進学、就職などの人生の節目を迎える方も多い季節になりました。
心も体も変化には強いストレスを感じます。疲れを感じなくても、適度な休息やリフレッシュは取り入れてくださいね。
私は出産に向けての準備を少しずつ始めています。不安もありますが、新しい経験ができると思ってポジティブに過ごしたいと思います。
また、これからマタニティライフを送る方への情報提供の記事も載せたいと思います!
では、脂肪の調理性について解説をしたいと思います。
脂質の腹持ちが良いのは、胃にある消化酵素ではほとんど分解されず、留まる時間が炭水化物よりも長いからにゃね。
そんな特性を上手く使うことで、食べすぎの防止にもつなげることができそうにゃ。
脂肪は調理において、どんな性質を持っているのか、勉強するにゃ~
脂肪の調理性①
脂肪の調理性1つ目は、脂溶性ビタミンと一緒に摂取することにより、脂溶性ビタミンの吸収率を上げることです。
脂溶性とは、脂に溶ける性質で、水には溶けません。体内においても、脂肪が一緒でないと吸収効率は悪くなります。種類としては、ビタミンA、D、E、Kの4種類があります。
ビタミンAは、緑黄色野菜に多く含まれる栄養素です。代表的なものは人参や小松菜、ほうれん草といった色の濃い野菜です。
緑黄色野菜は体にいい、というイメージが強いですが、ダイエットを意識してノンオイルドレッシングをかけて食べたり、油を使わずに焼いて食べたりすると、せっかくのビタミンAに吸収されにくいままです。緑黄色野菜を食べる時は、マヨネーズを使って味付けをしたり、オイルの入ったドレッシングを遣ったり、油を使って炒めることをおススメします。せっかく食べるのであれば、調理に使う油のエネルギー量を気にするよりも、皮膚や目の健康を保つ働きのあるビタミンAを上手に摂取してほしいと思います。
脂肪の調理性②
2つ目は、脂肪を含む調味料や食材を使うことで、料理にコクが出たりまろやかさが出るということです。また、料理の口当たりをなめらかにするという調理性もあります。
これは、乳化という水と油を混ざりやすくする現象により、起こるとされています。
脂肪を抜いた料理は、パサつきを感じたり、満足感が少なくなる時があります。
適度に脂肪を含む食品を使用することで、満腹感を感じることができ、全体の摂取カロリーもコントロールしやすくなると思います。
脂肪を敵にするのではなく、ぜひ味方につけてもらいたいと思います。
脂肪の調理性③
3つ目は、高温での調理ができることです。
揚げ物は、160~220℃の高温の油で食材を加熱することでできる料理です。
油以外の物質では、このような調理はなかなか難しいです。
高温で調理ができるということは、熱や水に弱いビタミンCの流出を最小限に抑えることができるということです。
1つ目の脂溶性ビタミンの吸収を促進する働きに加え、実は水溶性のビタミンCの流出も抑えることができるのです。高温で短時間で加熱するので、熱に弱いビタミンCも、損失が少ないと考えれます。
揚げ物はダイエットには禁忌のイメージがありますが、血管や皮膚の健康維持に役立つビタミンCを効率よく摂取するための良い方法の1つとしも考えられますので、豊かな食事の1品として、たまには取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
油ってなるべく使われていない料理の方が体に良いイメージがあったけれど、こうやって見てみると、油を一緒に摂ることで体の調子を整えるビタミンが効率良く摂れることが分かります。
たくさん食べたら胃もたれを引き起こすこともあるので、適切な量を考えることは大切ですが、上手くこれらの調理性を使うことで、体重のコントロールにも応用できそうですね。
さくさくの天ぷら、美味しいにゃ~
少量でも満腹感を感じることができるのは、メリットにゃね。
せっかく食事をするのなら、栄養素のことも考えた食事ができる方がいいにゃ!機能性を持つ油もたくさん販売されているから、ライフスタイルに合わせた商品を選ぶのもいいにゃね!
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