こんにちは。
皆さん、今日の朝ごはんは何を食べましたか?
最近は寒さを和らぎ、朝起きやすいので色々な朝ごはんに挑戦しようと思っているまぁさんです。
朝はご飯派とパン派に分かれますよね。
今日はご飯派の方もパン派の方も、お米の歴史やエネルギーを知ってもらい、日本全体の米消費量アップに1ミリでも貢献することができればと思います。と言いつつ、私はお米の生産者ではありませんが・・・
ゆずにゃんは、デンプンはいらないにゃ。
でも、ご飯の歴史には興味があるにゃ・・・
知らないことを知るのは楽しいにゃ!
せっかく日本に生まれたから、米の基本的なことは知っておきたいにゃね。
米を主食としている国や地域
まず、米を主食としている国や地域をいくつか挙げたいと思います。
- 東南アジア→バングラデシュ、ラオス、カンボジア、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、フィリピン、タイなど
- 東アジア
- アフリカの一部
- 南米の一部
アジアでは、多くの国で米が食べられていることが分かります。
特に、バングラデシュでは、1日に1人当たりおにぎりで換算すると10個分ほどを食べているそうです。ちなみに現代の日本人は1日におにぎり2個分。江戸時代には5合食べていた、と言われていますが、食文化の変化をしみじみと感じるデータです。
1日のうち、1食もお米を食べない人もいるのではないでしょうか。
最近は、白米が苦手という方も増えています。濃くて食べやすい料理が増え、おかずと一緒にご飯を食べる、という習慣は薄くなりつつあるのかもしれません・・・
米の歴史
世界で見ると、紀元前12~13年には、米を栽培していた記録があるそうです。
日本では、3000年前、縄文時代に朝鮮半島から伝わったといわれています。
それまで、狩りや採集で食事を確保していた時代から、米を栽培することで人口が増え、争いが起こり始めたと言われています。日本の歴史を見ても、生まれた子どもに土地を与える口分田という法律や戦争で活躍した武士に土地を与えるなどといった政治が行われてきました。米の栽培が広がることで食が豊かになる一方、こうした側面も増えてきたというわけです。
米の調理法としては、煮るから始まり、蒸す、炊く、へと変化してきたといわれています。
現代は炊飯器が開発され、ボタン1つで簡単に調理することができます。
また、温めるだけのご飯やコンビニではすぐに食べることのできるおにぎりも販売されています。身近な食だからこそ、大切にしたいですね。
米の品種と種類
米の主な品種は、短粒と長粒の2つです。短粒とは、ジャポニカ種に代表される日本でよく食べられている米です。一方、長粒とはインディカ種に代表される短粒に比べて細長く、炒め料理によく使われる品種です。
種類としては、ジャポニカ種ではうるち米、もち米といったものがあります。
また、近年は日本の気候の変化、特に温暖化により美味しい米が獲れる産地が北上しつつあります。コシヒカリなど、日本人の好みに合った米は少しずつ北海道が一大産地へと変わりつつあります。そこで、暖かくなりつつある気候に合わせた品種改良が進んでいます。
例として、山形県の雪若丸やつや姫、新潟県の新之助などが挙げられます。
洗わずにすぐに炊くことができる無洗米も販売されていて、2合パックは計量も必要ありません。ぜひ、色々な産地のお米を試してみてほしいと思います。
米の栄養素
文部科学省の日本食品標準成分表によると、米の可食部100g当たりの栄養素は次のように示されています。
うるち米 | もち米 | |
エネルギー(㎉) | 168 | 202 |
タンパク質(g) | 2.5 | 3.5 |
脂質(g) | 0.3 | 0.5 |
炭水化物(g) | 37.1 | 43.9 |
三大栄養素とエネルギー量を挙げてみました。うるち米ともち米はどの栄養素も、もち米の方が高いことが分かります。もちはつくことにより、粒を残して食べるうるち米に比べて1回に食べる量が多くなりがちであることも、”お餅は太る”と言われる要因の1つかもしれません。しかし、タンパク質などの他の栄養素も多いため、お正月やたまに食べるおやつとしてもち米を取り入れることはそこまで敬遠しなくても良いと思われます。
米の加工品
米には様々な加工品があります。
以下に、主な加工品を挙げました。
- おかき
- あられ
- きりたんぽ
- 草餅
- 白玉粉
- 桜餅
- 米粉
- ビーフン
- 餃子の皮
- 日本酒
- 焼酎
- みりん
- 米酢
- 味噌
- 甘酒
- ぬか漬け
- 米油
お馴染みのお煎餅には、米が使われています。また、お餅を揚げることでおかきになります。餅にヨモギを混ぜたり、桜の葉で包むことで和菓子ができます。
小麦アレルギーやグルテンフリーを求める人が増える中、米粉が小麦粉に代わる食品としても注目されています。米粉パンは小麦粉のパンとは違うもちもち感があり、商品の幅も増えつつあります。米粉を使ったビーフンやフォーも、エスニックブームとして人気があります。餃子の皮にすると、弾力のある餃子を作ることができます。
米のデンプンを利用して、酒類にも加工されます。日本酒は有名ですが、沖縄でよく飲まれる泡盛は米を原料として焼酎です。調味料としてみりんや米酢、味噌にも加工されます。
最近ブームの甘酒やぬか漬けにも米が使われていて、主食のご飯として食べるだけでなく、このように加工された食品として口にする機会が増えてきているのではないでしょうか。
世界の米料理
では、世界ではどんな料理として食べられているのでしょうか。
- カレー
- ピラフ
- リゾット
- パエリア
- フォー
- ジャンバラヤ
- ナシゴレン
- 炒飯
- 中国粥
- ビビンパ
日本食を代表するカレーは、日本同様イギリスではご飯と共に食べられています。ピラフやリゾット、パエリアもヨーロッパを中心に食べられる料理です。フォーは米粉を使った麺料理です。本場ベトナムのフォーは、パクチーが苦手でなければ美味しく食べられる料理でした。ジャンバラヤはアメリカのピラフ、という感じです。炒飯や中国粥、ビビンパは多くの飲食店でも食べることができる身近な料理です
まとめ
米は多くの国や地域で食べられているのですね。
3000年前から続く稲作、長い歴史の中で今も作り続けられているということは、私たち日本人の口に合った作物であったのだなと改めて感じますね。
ふるさと納税で、日本各地のお米を試していますが、それぞれ特徴があって毎年楽しみにしています。
米は色々な食品に加工されているにゃね。
どの家庭でも必ず米の加工品はありそうにゃ。
日本でも世界の料理に使われる調味料やビーフンなどは手に入るので、
家でも米料理に挑戦するのも楽しそうにゃね!
次回からはいよいよ小麦のことについて解説するにゃん!
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