こんにちは。
まだまだ緊急事態宣言が続く日本ですが
皆さん、家ではどのようにお過ごしでしょうか。
普段よりもストレスを抱えている方もおられるのではないでしょうか。人間が健康に過ごすためには、栄養と休養と睡眠です。
ぜひ、このブログの様々な記事をご覧いただき、栄養について少しでも興味を持っていただければ幸いです!
今回は、ビタミンB5とも呼ばれていたパントテン酸についての記事だにゃ!
まぁさんにしばらく会っていないから、次に会うのが楽しみだにゃ~
ビタミンシリーズは、まだまだ続くので、気軽に読んでもらえたら嬉しいにゃ!
パントテン酸とは
パントテン酸とは、「至るところに存在する酸」という意味です。
その名のとおり、多くの食品に存在する栄養素です。
水溶性ビタミンの1つで、
以前はビタミンB5とも呼ばれていました。
酸やアルカリ中では熱に弱いため、調理の際には注意が必要です。
物質としては黄色の液状です。
パントテン酸の働き
コエンザイムA(CoA)やホスホパンテテインといった補酵素の構成成分として生体内で働いています。
もう少し具体的に言うと、エネルギーの代謝(TCAサイクル)や脂質の代謝に関与している栄養素ということです。
また、ホルモンや抗体(体に侵入した抗原に対抗する)の産生に関与していたり、善玉コレステロールを増やしたりする働きもしています。
摂取基準量
日本人の摂取基準では、1日の推奨量が18歳以上の男性で5mg、18~49歳の女性で4mg、50歳以上の女性で5mgとされています。
耐容上限量は、健康に悪影響を及ぼすことが証明されていないため、設定されていません。
欠乏症と過剰症
先述したように、「至るところに存在する酸」ということで、欠乏症が見られることはほとんどありませんが、欠乏すると疲労感や食欲不振、便秘、めまい、動悸、頭痛、不眠となり進行すると知覚異常や激痛、麻痺、臓器の機能不全などが確認されています。
過剰症もパントテン酸単独の摂取では報告されていません。
多く含む食品
- 肉類
- きのこ類
- 乳類
- 魚介類
- 豆類
また、腸内細菌により合成されます。
酸やアルカリ中での加熱は、パントテン酸が不安定になるため、調理法には注意が必要です。
まとめ
ビタミン類は、意識して摂取しなければ摂りにくいイメージがありましたが、パントテン酸は様々な食品に含まれているので、摂取しやすいですね。水溶性ビタミンは、どうしても酸やアルカリ、熱や光に弱い性質があるため、長時間調味料で煮込むことや焼く料理では摂取しにくくなりますので、サッと炒めることや安全なものは生食することが摂取量を増やすコツですね。
むにゃむにゃ・・・
ぽかぽかと暖かい日があるから
ついつい眠くなるにゃ!
でも、紫外線が強くなる季節でもあるから、日焼けには注意にゃ!
次回は美容が気になる方にもおススメのビタミンCにゃ。
楽しみだにゃ~♪