こんにちは、みゃぁです。
流行性感染症対策として、パッケージの観点からアセプティック包材の食品をオススメしてきました。

この記事では、感染症対策という軸で加熱調理や加熱された食品をオススメしたいと思います。
- 加熱調理の方法と重要性
- 生鮮食品を生鮮食品のまま食べるリスク
- 感染症対策として加熱された加工食品を選ぶメリット・デメリット
加熱調理の方法と重要性について
細菌やウィルスは「熱」によって死滅させることができます。
加熱殺菌や加熱滅菌と呼ばれるものです。

加熱調理の方法については、専門家の意見を伺ってみましょう

条件は…
- 食品の中心温度が85℃以上
- 加熱時間は1分以上
特に給食等の大量調理では必ず順守される基準になっています
基本的にこの条件を満たしておけばスーパーで買った食材であってもリスクを大幅に下げることができます。
主婦の方や自炊されている方にとっては重要な情報かと思います。
生鮮食品を生鮮食品として食べるのはリスク大です!
スーパーで購入した野菜などの生鮮食品を想像してみてください。
店頭に並んだキャベツは誰が触ったか分かりませんし、どのような物流経路で運搬されたかも定かではありません。
つまり、細菌やウィルスが付着している可能性が高いということです。
ご家庭でしっかり洗浄できるのであれば問題ないのですが、確実性は疑わしいものです。
なので…
生鮮食品を生鮮食品として食べることはリスクが高くオススメできません。
加熱調理での喫食を前提に献立選びされてはいかがでしょうか?
例えば、サラダを温野菜サラダにするだけでも感染リスクは下がります。
無論、水溶性のビタミン摂取量が減ってしまうので一長一短ではあるのですが…
加熱済み加工食品をってどんなもの?

感染症対策という意味でオススメの加熱済み加工食品がどのようなものがあるかお伝えします。
- レトルト食品
- アセプティック包材食品
- 真空パック食材(食材によっては非加熱のものもある)
レトルト食品は、バーモンドカレーやレトルトカレーに代表されるような加熱処理された食品を指します。
パウチ食品等のインスタント食品はほとんどレトルト殺菌と呼ばれる殺菌工程を経ています。
食品を袋に充填してから加熱することで殺菌するので開封しない限りずーっと無菌なので保存食としても応用可能です。
アセプティック包材の食品は別記事でも紹介した通り、ペットボトルやゲーブルパック等に充填された食品を指します。
レトルトとの違いとして、レトルトは菌等を含んだ食品を充填してから包材ごと加熱殺菌するのに対して、アセプティック充填は製造工程中に食品を加熱殺菌し、殺菌済みの食品を充填します。
手法は違えど、加熱殺菌された食品であることには違いありません。
このような加熱処理された食品の共通点として、包材で密閉されていることが挙げられます。
※板チョコレートのような包装形態は包んでいるだけなので密閉とは言いません。
最後に、真空パック食材の中にも加熱処理食品があります。
ただし、生ハムやチーズ等の一部の食材は未加熱食材であったり殺菌が不十分な場合もありますので注意が必要です。
ミートボール等の畜肉加工品等がこれに該当するかと思います。
加熱済み食品のメリット・デメリット
- 確実に殺菌された状態で喫食できる
- 時短、手間削減ができる
- ある程度の味、品質のものを選ぶことができる
- 栄養価が偏る
- 味が濃くなりがち
- 自炊するより食費が高くなる
まとめ
- 食材の表面が露出している生鮮食品は菌やウィルスの付着の恐れがある
- 生鮮食品を生鮮食品として食べることは感染リスクがある
- 生鮮食品は中心温度85℃以上で1分以上の加熱がオススメ
- レトルト食品等の加熱済み食品は完全に殺菌されているので感染リスクがない
- 加熱済み食品のデメリットとして栄養価の偏り等が挙げられる。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。是非参考になさってください。
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